胸を打撲した時の治療期間

打撲してしまうのは、腕や足だけではありませんよね。
時として、胸を強く打撲してしまうこともあります。
例えば、交通事故にあってしまったときや、スポーツなどによっても胸をぶつけてしまうことがあります。

こうなってしまった時の治療期間はどれくらいかかるものなのでしょうか？
比較的軽症であれば数日から１週間程度で症状が改善する場合もありますが、強く打ち付けてしまった場合には数週間から１か月はかかってしまうような場合もあります。
打撲してしまった時には、打撲と骨折を見極めることがなかなか難しく、単なる打撲だと思っていたらなかなか治りが悪くて、そこで病院に行ってみたら実は骨折していたということも決して珍しくはありません。
胸部の打撲の場合にはなおさら骨折と打撲の違いを判別することが難しいことが多いようです。
肋骨の場合には、折れてしまっていてもなかなか気が付かないことが多いですし、実際に骨折に気が付かないまま時間が経過して、骨折が治ってしまったという事例もあるようです。
とはいえ、それまでずっと痛みを我慢するというわけにはいかないと思います。

もしも打撲してから時間がたち、数日から１週間程度時間がたっているのにもかかわらず、一向に痛みが治まらないような状態にあるのであれば、迷わず病院に行って検査を受けるようにしましょう。
できれば打撲してからすぐに病院に行くことが一番なのですが、なかなかそのようにできない場合もありますし、すでに時間がたってしまっているということもあるでしょう。
それでも、痛みが治まる様子がないのであれば、やはり骨折してしまっている可能性が非常に高くなってきます。
また、骨が折れてしまっている場合には、それが原因となって内臓を傷つけてしまう場合もあります。
これでは、骨だけではなく、別の部分にも問題が生じてきてしまいますので、そのようなトラブルに発展してしまう前に、きちんと対処しておく必要があります。
自己判断だけではなく、きちんと病院に行って検査と治療を受けるようにしましょう。

胸打撲治療期間