頭部を打撲して熱を持ってしまった時は？

頭部を思いっきり打撲してしまうと、その部分が熱を持ってしまうことってありますよね。
ぶつけてしまった部分が頭であるだけに、かなり心配になりますよね。
このようなときにはどうすればいいのでしょうか？

熱が出てしまっているときには、まずは患部をきちんと冷やすようにしましょう。
熱を起こしているということは、その部分が炎症を引き起こしてしまっているということです。
加えて内出血してしまっていることもありますので、きちんと冷却して、それ以上症状が広がらないように対処していくことが肝心になります。

冷やす方法としては、氷や水などを利用するのが一番最初の方法です。
これを使って直接患部を冷却するのが先決です。
打撲による炎症を最小限に抑えることや、内出血の量を少なくするためには、やはり打撲してしまった直後の冷却がとても重要になってくるのです。
これによって、治療に必要な期間を少し短くすることもできると考えられています。

同じく冷やす方法としてとられているものとして、冷感の湿布などを利用する方法です。
確かに、これによって患部を冷やすことも可能です。
しかしながら、湿布の冷却能力だけでは十分ではないことが多いです。
ですので一番最初の冷却手段としては水等を利用するのが良いでしょう。

だからと言って、湿布が全く効果がないというわけではありません。
湿布には、炎症を抑える成分が含まれているものも少なくありません。
腫れなどの症状も現れているときにはこの炎症を抑える成分は捨てがたいものです。
ですので、応急処置としては冷却を行いながら、応急処置が済んだ段階で、湿布等の薬を利用して、症状を抑えていくという方法が効果的です。

熱が引いた後には冷却をやめるようにしましょう。
いつまでも冷やし続けていると、血行が悪くなり、治りが遅くなってしまうことにつながりませんので注意が必要です。

頭部打撲熱