打撲で指が曲がらないときは？

手を強く打撲してしまうと、指が曲がらなくなってしまうことがあります。
このときには、どのように対処すればいいのでしょうか？
まずは、全く指を曲げることができないのか、それとも痛みに耐えれば動かすことが可能なのかについて少し確認してみましょう。

激痛が走って全く曲げることができないような状態のときには、骨折してしまっている可能性も考えられます。
我慢すればなんとか動かせる程度であれば、単に打撲してしまっている可能性が高くなります。
打撲であるならば、まずは患部を冷却し、打撲箇所を固定するするようにしましょう。
このように冷やすことによって炎症を最小限に抑えて痛みも少なくし、回復するまでの期間をできる限り短くしていきましょう。
きちんと対処しておくことによって、腫れもある程度抑えることができるようになります。
指を曲げることができないような時には、腫れが原因になっていることもあるので、腫れもなるべく抑えられるとよいですね。
応急処置を終えた後には、念のため病院に行って検査を受けるようにしましょう。

打撲と骨折の違いを判断するのはなかなか難しいので、やはり病院で診てもらうようにすると良いでしょう。
また、最初の確認以外ではなるべく指を動かさないようにしたほうが良いです。
無理に動かしてしまうと、余計に症状が重くなってしまったり、治るのが遅くなってしまうことがあります。
打撲の症状を治療していくための基本としては、やはり安静にしておくことが一番です。
固定した後は動かさないようにしておき、そのまま病院へ向かうようにするのが良いでしょう。
以上のように、打撲で指が曲がらないときは、単なる打撲ではなく、骨折してしまっている可能性も考えられます。
自分でもわかる程度の症状の軽さであれば、病院に行かずに自力で治すこともできるかもしれませんが、指が曲がらないほどなのであれば、やはり病院に行って治療を受けることが大切でしょう。

打撲指曲がらない