踵 骨 打撲

踵の骨を打撲してしまった時は

踵の骨を打撲してしまった時には、確かに単なる打撲である可能性も考えられますが、
念のために骨折を疑ったほうが良い場合もあるようです。
踵などの足というのは、普段全体重を支えているだけのことはあって、やはりダメージが蓄積してしまいやすい部分になります。

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特にも激しいスポーツなどを行う人は衝撃がよく加わりますし、日常生活においても、ちょっと転んでしまったりした拍子に踵を打撲してしまうこともあります。
打撲の場合には、筋肉や筋などが炎症を引き起こしてしまっているような状態なので、その炎症を抑えるための処置や、内出血を最小限に抑えていくための応急処置などを施します。
しかし、踵の骨を打撲してしまった場合には、それによって、骨折してしまうことが少なくないのです。
この場合で厄介なのが、レントゲンなどで検査をしたのにもかかわらず、全く異常が見られないのに、踵の痛みだけはずっと続いているというものです。
実は、踵の骨折の場合には、骨折直後にはレントゲンで確認しても骨折部位が見えないことがあるのです。

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レントゲンでは見えない部分にひびなどが入ってしまっていると、そこを修復するために骨の組織が新しく作られていきます。
そして、修復が終わった後に、骨折した周囲のところに特徴的な線が入り、これによって後から実は骨折していたということがわかる場合があるのです。
ですので、レントゲンでは問題がないと判断されたとしても、自分自身が痛みを感じているのであれば、無理をせずに安静にして、骨折が治るまでは体をいたわるようにしましょう。
病院の先生にも、症状があることはきちんと伝えておけば、検査では問題がなかったとしても、この骨折を疑って処置してくれるでしょう。
きちんと症状があることを伝え、いつからどのような症状が現れて続いているかを、きちんと説明することができれば、病院での治療の精度も高くなってきます。

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