全身打撲の症状とはどのようなものか？

よく、テレビや新聞などを見ていると、「全身打撲の患者が～」といった表現を見ることがあります。
しかし、この全身打撲というのはいったいどのような状態のことを言うのでしょうか？
また、全身打撲の症状とはどのようなもののことを指すのでしょうか？

名前から考えてみると、全身打撲というのは、単純に全身を打撲してしまっているような状況のことを指すような感覚があります。
しかし、全身打撲と一言に言っても、その症状の重さについての表現が違う場合も多いようです。
全身に軽い打撲の症状を負っているときでも全身打撲ということもあるようですし、全身を激しく打ち付けてしまった時にも全身打撲ということがあるようです。
このように、全身打撲という言葉が使われるときには、その症状の重さよりも、全身に打撲の症状を負っていることがポイントとなってくるようです。
病院の先生でもそれほど全身打撲という表現を使うことは多くないようであり、どちらかといえば、マスコミが使うことが多い傾向にあるようです。
そのために、全身打撲というとなかなかその症状がどのようなものなのかわからないことも多くなってしまうようです。

いずれにしても、全身を打撲してしまっているというのは、やはり重い症状であると考えたほうが良いでしょう。
体のほんの一部分だけ、例えば腕や足を打撲してしまったというだけでも、それなりに辛い症状に悩まされてしまいます。
痛みはもちろんのこと、熱を持ってしまったり、炎症を起こして腫れてしまったりするなど、その悩ましい症状は様々です。
それが全身に生じてしまっているというのは、軽いものだととらえるべきではないでしょう。
このように、全身に打撲の症状が現れているときには、入院して集中的に治療を行うなどの処置も必要となってくるでしょう。
全身の至る部分に打撲の症状が出てしまっている状況であることは変わらないので、少しでも早く症状を回復できるように、周囲の協力も得ながら、治療に専念できる環境を整えていきましょう。

全身打撲　症状